広大な倉庫の中で繭が眠る 西置繭所
1872年(明治5年)に建設された倉庫で、大きさ・構造は「東置繭所」とほぼ同様となり、中心部の「繰糸場」と並んで国宝に指定されている。操業開始時は、養蚕は年に一度のみだったため、1年分の繭を貯える巨大な東西2棟の倉庫が建設されました。2014年(平成26年)から行われた大規模工事が、2020年(令和2年)5月に完了し、1階部分には「常設展示室(ギャラリー)」と「多目的ホール」が整備され、シンポジウムや展示会、コンサートなどに利用されます。
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